2012年1月30日月曜日

127時間



アーロン・ラルストン


映画「127時間」を観ました。

アーロン・ラルストンさんという方の実体験をもとに

ダニー・ボイルという有名監督が映画化したものです。

私自身もoutdoorアクティビティが好きなので
そのこともあって見たいと思っていました。

映画自体はそれほど長くなく1時間半程。

せっかく観たので感想残しとこうと思い書いてます。

彼が127時間のうち(日にちにして5日程)に体験したことは、非常にリアリティがあり、誰もが理解出来る部分があるかもしれない事だからこそメッセージ性があるから映画化されたのだと思いました。

内容はネタバレになるので詳細は控えておきましょう。

最後に彼に決断をさせたのは、幻覚で観た彼の未来の子供の姿?でした。
これはものすごい体験だと思います。

映画の中で彼は「因果応報」という言葉を使っていました。
因果応報とは全ての報いには原因があるあるということですが、こういった災を招いた原因は結局自分にあるのだということを心から悔やんでいました。
しかし、彼は悔やむことだけで終わろうとせずもう一度生きようともがいていました。

その姿を観た時、このシュチュエーションは誰にでも起こりうる事だなと思いました。
生死を彷徨うような体験はそうそう無いことかもしれないけれど、一度どん底まで落ちて底から這い上がってこれる人はこれまでの自分を悔いながらもそれを全て受け入れてもう一度改めて人生をやり直して行こうと改められる人だということがわかりました。

またこういった人生が変わる出来事というのは私のすぐ身近にあるものだということがよく分かります。

主人公のアーロン自身が今もアウトドアアクティビティを楽しみ、家族ができて共に幸せに暮らしてるという結末は単なる悲しい過去としてこの事故を記憶するのでは無くそれがあったがゆえに今の幸せがあるというかなり前向きな内容にとてもも良い後味の絵がでした。

ダニー・ボイル監督も、「人の生を描きたかった」そうです。
ただ単にハラハラドキドキする娯楽映画を作りたかったのではなく、メッセージ込められた映画であることは良くわかりました。

もし私がこの事実を知った後と前では同じ状態に遭遇したときに越えていきやすいのは言うまでもありませんね。

やはり、映画は前向きなモノにかぎります。



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